MovableTypeの携帯対応
私の使っているブログソフトMovableTypeは単体では携帯からの閲覧に対応していません。
対応させるためには別途ソフトが必要なのです。
MovableType用のソフトウェアはいくつかあるようですが
有名どころは2つ、有償の「ケータイキット for Movable Type」と無償の「MT4i」です。****
ケータイキット for Movable Typeは有償だけあって複数キャリアの対応度や機能も良いようですが
いかんせん個人が利用するには高すぎます。10万超えヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!!
というわけで無償のMT4iを利用してこのブログの携帯表示に挑戦しました。
◯MT4iのインストール
インストールは比較的簡単です。
次のURLからMT4iのソースをダウンロードします。
※バージョンから分かるとおり現在MT5用のMT4iはalphaバージョンです。
正規リリース版ではないので注意してください。
とりあえず私のブログで使った分には不具合は見られませんでした。
http://www.hazama.nu/pukiwiki/index.php?MT4i%2F3.1%2Falpha
これを解凍してMTのトップディレクトリに展開するだけ。
展開後、早速、mt4imgr.cgiへアクセスするとエラーで動きません。
以下の3点を対応したら動き出しました。
- 改行コード、文字コードを合わせる
- Perlモジュール、HTML::Templateをインストール
- テンプレート用のディレクトリ作成
まず、改行コード、文字コードです。
ZIPを解凍した直後は、改行コード: CRLF, 文字コード: EUC-JPのようです。
nkf等を使って自分の環境に合わせます。
私の場合は文字コードはよかったのですが改行コードのみ変更
$ nkf -d –overwrite mt4imgr.cgi
同様にmt4i.cgiも変更
$ nkf -d –overwrite mt4i.cgi
次にPerlモジュールです。
HTML::Templateが無くてエラーを吐いてましたが yum コマンドで一発インストールしたらOKでした。
# yum install perl-HTML-Template.noarch
あとはテンプレートを配置するディレクトリが無いと怒り出すので作成してあげます。
$ mkdir -p {MT5のトップディレクトリ}/mt4i/cache/tmpl
※パーミッションは当然ウェブサーバが書き込めるように
以上でインストール及び設定は完了です。
ちょっと触ってみた感じ表示とかでも十分大丈夫そうじゃん☆
画像とかもちゃんとサイズを合わせて変換してくれてるしヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!